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デザインインプット・アウトプット方法



僕たちは、普段何気なく過ごしていながらも、目に入るものや手に取るものからデザインや作品制作のヒントをインプットしているのではないでしょうか。
そして気に入ったものはさまざまな方法でアウトプットすることができます。
今回は、デザイナー志望または初心者の方向けのインプット・アウトプット方法について、ご紹介していきたいと思います。
デザイナーと一口にまとめても、それぞれには専門にしているジャンルがあります。
webデザイナー、グラフィックデザイナーインテリアデザイナーなどたくさんあります。
でも、WebデザイナーがWebサイトだけ、インテリアデザイナーがインテリアデザインだけをインプットしても、専門知識の定着だけで終わってしまい、新しい創造性は生まれません。
自分のジャンルだけに囚われず広い範囲で興味を持ち、情報をインプットするように心がけましょう。
インプット編
まずはインプット編、
普段から意識して見る
先にも言ったように、僕たちは、普段何気なく過ごしていながらたくさんのデザインに触れています。
それらのデザインを
- どういう意図で作られているのか
- 誰に向けて作っているのか
- 何のために作っているのか
- なぜこのデザインなのか
という点を意識して見るようにしましょう。
形やフォントだったり、実は繊細に考えられてデザインされているものが多いので、そこに込められているデザインの意味を読み解くことで考え方の幅が広がっていきます。
形があるものだけでなく、音楽とか感性を使っているものも、どういう理由で作っているのかを分析しながら見ていくと、考え方の幅が広がります。
本当の正解はわからなくても、
「このUIはユーザーに会員登録を促すための工夫がされているな」
「このアニメーションは、ユーザーに意図した流れで視線を動かしてもらうためのものなんだな」など、仮説を立てて考察することによって記憶に残りやすくなり、思考を鍛えることにつながります。
これは余談ですが、ただながめるだけって実はほどんど意味がないんです。
人の記憶は、1日経つまでに約70%も失われると言われています。
すごいですよね。言われてみれば昨日の夕食思い出せない自分がいます。笑
アウトプット編
続いてアウトプット編、
先ほども言ったとおり、人はせっかく仕入れた情報も1日で70%も忘れてしまいます。
なので、仕入れた知識を定着させる必要があります。
外に向けて情報をアウトプットすることは思っている以上に頭を使います。
- なぜそれが目に止まったのか
- 良し悪しをどのようにしたら伝わりやすいか
- 色やフォント、言葉選び、レイアウト
など、どう表現して伝えようかを考えているので記憶にも残りやすくなります。
アウトプットすることを前提にして情報をインプットしていると、
◼どういう意図で作られているのか、
◼誰に向けて作っているのか
無意識に考えるようになり、アウトプットするためのレイアウトが自然と頭の中に出来上がってくるようになります。
それができるようになるまでは、自分の好きなデザインを自分なりに考察・分析、それを積極的にSNSやブログを使って発信していくようにしましょう。
まとめ



勉強やインプットは、クリエイターとして仕事をする以上、常につきまとう課題です。
まだ勉強中の身だから、なんて思わずにいずれWebデザイナーと名乗る以上日常の中にあるものを分析して見る、ということを常に心がけてみましょう。
最後にちょっとした豆知識ですが、勉強を効率よく行うための「3:7」の黄金比というのが存在します。
インプット3、アウトプット7
もしあなたの今の勉強法がインプット多めになっていたら、少し控えてみませんか?
何度も忘れてしまうあれこれが、意外とすんなり記憶できるかもしれません。



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